毎年恒例となった「弘前城雪燈籠まつり」だが、ライトアップされた弘前城と雪燈籠をイメージ通りに写すことができず、ちょっと苦手な被写体となっている。その理由の一つは、お城を照らす照明が水銀灯で、見た目は白くてもカメラには緑色に記録されてしまうからだ。この緑色をなくすのは厄介で、ホワイトバランスを調整しただけではなかなか消すことができず、無理に消そうとすると空がピンク色になってしまう。そんなことで、公園を管理する弘前市には、ライトの交換を望む次第だ。 雪燈籠まつりだけではギャラリーのボリュームにやや欠けるので、禅林街の冬の佇まいを組み合わせてみた。少しは冬の弘前の雰囲気を味わってもらえれば幸いである。 |