奥州平泉で自刀したはずの源義経は、実は家来とともに北へ逃れ、蝦夷地を経由して大陸に渡りジンギスカンになった・・・。これがいわゆる有名な “義経北行伝説” であるが、この伝説を実証するかのように、岩手県と青森県では義経ゆかりの場所が各地に残されており、逃避経路が一本の線で結ばれる。こうした伝説は、古くは水戸光圀が編纂した「大日本史」にも記載されている。
その後青森市出身の作家 “高木彬光” 氏の代表作「成吉思汗の秘密」では、義経=ジンギスカンを確信付ける大胆な推察がなされた。すりぶるは以前よりこの伝説に関心があり、いずれ義経の逃避経路をたどってみたいと思っていた。今年、NHKの大河ドラマで義経が取り上げられたのをきっかけに、青森県内の義経に由緒ある場所を撮影旅行したのでご紹介したい。
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撮影機材:Olympus E-300 14-45mm
撮影日:2005年1〜3月