通称「八甲田・十和田ゴールドライン」は青森市と十和田湖・奥入瀬渓流を結ぶ重要な観光ルートであるが、八甲田山の雪により冬季閉鎖となっている。今年も4月1日の通行止め解除を前にして、3月29〜31日の3日間、酸ヶ湯〜谷地温泉に至る8.1kmの区間を歩く「八甲田ウォーク」が開催された。この冬は暖冬で積雪量が例年に比べ1m程度低かったが、それでも最高所で6mを超える雪の回廊を、時々青空が顔を出す絶好の日和の中で楽しそうに歩く参加者の姿が見られた。このイベントが終わると、青森はいよいよ春の観光シーズンを迎えることになる。 |