産土講裸参り−深浦
深浦町の岩崎地区では海の神と山の神に五穀豊穣を祈るため、男衆がしめ縄と俵を担いで「さいぎ祭文」をお囃子に村を練り歩き、神社の鳥居にかけるという裸参りが行われる。山と海の分岐点まで行進したあと二手に分かれて走って神社に向かい、しめ縄と俵を鳥居にかけたあと分岐点に戻ってくるのだが、面白いのは山の集団が早く戻れば豊作、海の集団が早く戻れば大漁となるゲーム性が加味されている点だ。この日は海の集団が早くかけ終わり、大漁が約束された(^^ゞ
日本海の海岸沿いを練り歩く。雪はほとんどないが寒風が肌を刺す
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撮影日:2006年12月30日
撮影地:青森県深浦町岩崎地区
撮影機材:SONY DSC-R1