十和田・三沢-イルミネーションナイト

 クリスマスシーズンになると、洋の東西を問わず、また宗教のいかんにかかわらず、木々や街路樹、建造物などにイルミネーションが飾り付けられる。そのイルミネーションは、全く雪の無い土地で見るより、雪の中で鑑賞した方が、周囲がやさしい光で照らされて聖なる夜を実感できるのである。
 ウェザーニュースの調査によると、北国・青森でホワイト・クリスマスを体験できる確率は、本州でぶっちぎりで一番の83%だそうだ。このことは雪の降らない地方の人々に十分アピールできるのではないだろうか?
 ということで、青森県内のイルミネーションスポットとして最近力を入れている、三沢市の「となみウィンターファンタジー」と十和田市の「アーツ・トワダ・ウィンターイルミネーション」を紹介する。
 「となみウィンターファンタジー」(No.1〜9)は道の駅みさわ斗南藩記念観光村で開催される冬季イベントで、今年から「みさわM-1食ラリー」なる三沢オリジナルのB級グルメの催しと冬花火が開催初日に行われた。当日は昼まで晴れていたようだが、夕方以降雪が降り始め、イルミネーションの撮影に適したお天気となった。風が非常に強く寒かったが、居合わせたブログ仲間の
フィールダーさんとポン太さんとでお話ができ、待ち時間を楽しく過ごすことが出来た。
 三沢の後、十和田市の官庁街通りで開催中の「アーツ・トワダ・ウィンターイルミネーション」(No.10〜15)に立ち寄った。十和田市現代美術館前野外アート広場に飾られた30万球の青色LEDは、周囲を幻想的な光に包んでいて、訪れた人々はしばし立ち止まって写真を撮っていた。

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撮影地:青森県三沢市・十和田市
撮影日:2010年12月18日
撮影機材:NIKON D5000