三沢基地航空祭 2009 part1

 例年大勢の観客が訪れる三沢基地航空祭だが、道路も列車も激混みとなるため2003年を最後に行っていなかった。しかし今年は米空軍のアクロバット飛行隊サンダーバーズがやってくるとあって、これは行かなければと始発のJR普通列車に駆け込んだ。三沢駅を出るや、バス待ちの長い列が出迎えてくれ、帰りもバスに乗ったはいいがまったく進まず、すぐに降りて歩いて駅へ向かった。この日は主催者発表で26万人の人出を記録、サンダーバーズを一目見ようと全国各地から航空マニアや祭り好きたちが大移動してきたようである。
 例年であれば航空祭は9月に行われるのだが、その時期はヤマセが吹くことが多く、ブルーインパルスが飛ばないことがたびたびあった。今年はサンダーバーズの来日日程にあわせて10月に開催となったため、快晴とまでは言えないまでもまずまずの日和に恵まれ、ブルーインパルスとサンダーバーズの競演を楽しむことが出来た。
 航空祭会場でまず最初に目に入るのは、白レンズの大砲をセットしたプロ用デジカメ、脚立、そして航空無線を傍受するレシーバーを抱えた、筋金入りのマニアたちだ。機材だけでも給料の3か月分?は軽く投資し、さらに全国各地を点々とする交通費も含めると、いったい彼らはどんな生活を送っているんだろうと、ちょっぴり興味津々だ。
 一方、五十肩を抱えたすりぶるは初心者向けデジカメに高倍率便利ズームの軽量セットで挑戦。戦闘機のスピードに付いていけず引き気味のカットばかりだが、ギャラリーとしてまとめてみた。大砲で撮った迫力の画像はネットを検索すればいくらでも出てくるので、そちらをご覧あれ。

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撮影地:三沢基地
撮影日:2009年10月18日
撮影機材:NIKON D60, 18-200mm