北津軽・水無月紀行
津軽半島の日本海側には低層湿原が点在する。その中でも最大のベンセ湿原では
6月になるとニッコウキスゲの群落が一斉に開花し、さらに6月後半になると
ノハナショウブに入れ替わる。ベンセ湿原から2km程南下した出来島海岸には
1kmにわたって約2万8千年前のエゾマツやアカマツが埋没林となって眠っている。
日本では南限の低層湿原と世界最大規模の埋没林、歴史と自然を体感できる
水無月の西津軽を2年がかりで取材したのでご覧いただきたい。

ベンセ湿原
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撮影場所:つがる市(旧木造町) ベンセ湿原、出来島海岸
撮影日:2004年6月27日(出来島海岸、ノハナショウブ)、2005年6月12日(ニッコウキスゲ)
撮影機材:OLYMPUS E-1 14-54mm, 50-200mm (08-30), OLYMPUS E-300 14-45mm,
40-150mm (01-07)