ねぶた祭りの今年の日程は、4日が土曜日、5日は日曜日となり、この2日間で人出が多かった。通常であれば夜の運行最終日となる6日が最も盛り上がるはずなのだが、6日は特にハネトの数が少なく、ややさびしい夜の最終日となった。 祭り期間を通してハネトの数が減少し続けていることは、東奥日報紙上でもたびたび取り上げられるほど、祭りの今後の発展を考える上で極めて深刻な事態と思われる。ハネトが減少した原因としては、数々のカラスハネト対策が講じられたことにより、ハネトとして参加する楽しさが半減したことや、少子化により若者そのものが減少していることが考えられよう。 しかし、参加団体が「ねぶた大賞」受賞を意識するあまり、ハネトが自由に好きな団体の列に割り込んでいけなくなってしまったのも、大きな原因の一つであろうと思っている。この辺のところはpart3で再度取り上げたい。 |