その年のねぶた祭りが終わるとほどなく、ねぶた師たちは次年度の題材の調査を開始し、年が明けた頃になって設計図ともいえる下絵が完成する。そして5月はじめにねぶた小屋が設置されると、本格的にねぶたの組み立てを開始する。このギャラリーでは、長い工程を要するねぶたの最終段階である、色付けと台上げ風景をご紹介する。さらに、7月31日、本番を前に行われた「青森まちねぶた合同運行フェスティバル」の模様をご覧いただきたい。これは地域ねぶた数団体が一堂に会しお囃子の競演を行うもので、祭り本番とは違ったほのぼのとした雰囲気に包まれていた。 |