青森県では10月はじめの八甲田山からスタートし、約1ヵ月半にわたり紅葉を楽しむことが出来る。山間部の紅葉が一段落する11月の始めには、今回紹介する黒石市郊外の中野もみじ山や黒森山浄仙寺の紅葉が見頃を迎える。 津軽藩主が京都から苗を取り寄せ、移植して以降、「小嵐山」と呼ばれて有名となった中野もみじ山の紅葉は、今年も色鮮やかで素晴らしかった。一部の木は、赤く色付かず黄色いままであったが、訪れる人々は充分満足できたであろう。 一方、浄仙寺は標高が高い分、紅葉も終盤に差し掛かっていたが、山間の落ち着いた雰囲気を味わえる場所として、中野もみじ山とセットで立ち寄って見たい場所だ。 |