紅葉求めて下北への旅

 どうやら2008年は紅葉の外れ年らしい。八甲田山の中腹より低い場所では紅葉に緑葉と枯れ木が入り混じり、いつがピークかわからないまま紅葉が終わってしまっている。そこで状態の良い紅葉を求めて、八甲田山から100km以上離れた紅葉の名所、下北半島の薬研渓流と川内川渓谷までドライブしてみた。いつも紅葉情報を参考にしているyahooのHPでは“見ごろ”とのことだったが、行ってみるとまだピークには程遠く、八甲田山と同じような状況だった。紅葉情報は多分に情報を発信する人の主観が含まれているので、恐らく紅葉狩りの客に来て欲しいがために、実際より紅葉が早く見ごろを迎えたと言いたい気持ちはわかるが、やはり正確な情報を伝えて欲しいものである。
 ところで、今回の長距離ドライブはマイカー「イプサム」のラストランを兼ねて行われた。新車登録後10年、走行距離167,000kmを経過して、そろそろ故障が目立ち始めてきたのをきっかけに、燃費の良いコンパクトカーに乗り換えることになったからだ。これまで数々の美しい風景にめぐり合えたのも、安全・快適にわが身を運んでくれたイプサムのおかげであると感謝している。ありがとう!イプサム。

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撮影地:青森県下北半島
撮影日:2008年10月19日
撮影機材:NIKON D60, 18-200mm