ブナの原生林に覆われた標高468mの梵珠山(ぼんじゅさん)は青森市と五所川原市の境界に位置し、古くから信仰の山として知られている。この山には毎年旧暦の7月9〜10日にかけての未明に青白いボーッとした「御灯明」と呼ばれる光が見えるという、何とも不思議な話が伝わっているのだ。この火の玉は山の8合目にあるお釈迦様の墓に高僧の霊が帰ってくるときの「後光」とも言われ、火の玉を見た人は幸運になることから、火の玉は「瑞光」であると信じられている。すりぶるはこの火の玉を何とか撮影したいと思い、オリンパスの「瑞光(ZUIKO)レンズ」を引っさげ深夜の登山に臨んだ。 |