会津若松に住む友人夫妻に会うため、4月17日、東北道を南下した。折りしも東北南部から関東にかけて時ならぬ降雪があり、仙台以南は通行止めとなったが、その区間に差し掛かるときちょうど解除され、事なきを得た。 次の日、青森に戻る途中、福島市の花見山公園に立ち寄った。花見山は花卉園芸農家の私有地であるが、多くに人々に楽しんで欲しいと一般開放され、春になると山一面に多種多様な花々が咲いて桃源郷にも例えられる美しい場所である。訪問当日はソメイヨシノが満開となり、前日の残雪と青空が花々をいっそう鮮やかに浮かび上がらせていた。 今回撮影に用いたカメラはPANASONICのLUMIX DMC-FZ28とDMC-LX3のコンパクトデジカメ2台である。普段すりぶるは写真撮影に一眼レフを持ち歩いているのだが、旅の記録用としてコンパクト機を携行することが多かった。しかし、安価なコンパクト機は画質的に満足できるものはなく、結局少し使っては下取りに出すの繰り返しだった。2008年8月22日に発売された両機種は、ネット上にアップされる画像を見る限りかなりの高画質であったため、2台とも購入するに至った。 当然のこととして、一眼レフに比べてノイズは多めであるが、低感度ではどちらも問題ない画質を生み出し、HP用に縮小してアップするレベルでは、一眼レフと比べても全く違いがわからないと思っている。今回の撮影では、FZ28を望遠用に、またLX3は広角向けとして被写体に応じて使い分けた。このギャラリーを先駆けに、今後もコンパクト機で撮影したギャラリーが増えそうな感じだ。 |