2008年は台風の直撃はなく、9月以降好天に恵まれたことから、鮮やかな紅葉が期待された。しかし蓋を開けてみると、カエデやナナカマドなどの紅葉は鮮やかさを失い、ブナやミズナラなどの黄葉は早くに褐変して落葉してしまった場所が広範囲にわたった。特にダケカンバが黄葉前に枯れてしまったようだ。 地域的には酸ヶ湯からロープウェーあたりまではまずまずだったが、太平洋側の田代平〜蔦温泉にかけては期待外れであった。これは5月と9月の霜の影響や、通年で少雪・少雨であったことも理由として考えられる。 地球温暖化の影響で朝の冷え込みが弱くなり、近年、関東以西では美しい紅葉が見られなくなっているという。それらに比べると、八甲田は紅葉の一等地としての名に恥じない美しさを、今もなお見せてくれることに感謝している。 |