国宝指定記念・「土偶展−東北の北と南」

 八戸市風張1遺跡から出土した666点に及ぶ縄文時代後期の遺物は重要文化財に指定されているが、平成21年6月、そのうち1点の土偶が国宝に指定された。この土偶は「合掌土偶」と命名され、両手を合わせた姿から縄文時代の精神世界をうかがい知ることができる。国宝指定を記念して八戸市博物館では「土偶展」を開催し、東北各地のユニークな土偶を集めて一堂に展示しているので、ご興味の方は実物をご覧になるのをおすすめしたい。なお会期は7月26日まで。

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撮影地:八戸市博物館
撮影日:2009年6月28日
撮影機材:NIKON D60, 18-200mm