撮影日は朝から小雨模様で紅葉の鮮やかな撮影が期待できなかったため、滝や渓流の撮影に出かけることにした。写真に詳しい人ならご存じのように、滝や渓流を晴天下で撮影すると水しぶきが激しい白飛びとなって水の表情が失われるし、またシャッタースピードを低速に出来ないため、なめらかな流れに表現できなくなってしまう。 暗門の滝遊歩道は、世界遺産・白神山地内の暗門の滝へ通じる遊歩道で、新緑や紅葉の美しさで有名である。今回は奥入瀬渓流より標高が高く、紅葉のピークになっていることを期待して行ったが、まだ緑葉が半分以上残っていた。また撮影途中から日が射してきて、滝の撮影には厳しいお天気となってしまった。あまりお気に入りの写真が撮れずギャラリー化をためらわれたが、来年訪問される方の参考にと、あえて公開することにした。 |